公務員試験合格のために必要な勉強時間はどれくらい?

公務員試験に合格するためには、どれくらい勉強したらよいのでしょうか。
合格点である60~70%の得点を見据えていくためのひとつの目安として600時間~1000時間と言われていますが、専門試験の有無や試験の難易度や倍率など、職種によって異なります。そのため、何時間勉強すればよいかは一概には言えません。

合格するためには、試験への理解や効率的な勉強方法を知ることが重要です。 今回は、公務員試験合格に向け効率的に勉強時間を割く方法をお伝えします。

公務員試験合格のために必要な勉強時間はどれくらい?

なりたい公務員試験の種類によって必要な勉強時間は異なる

専門試験の有無
大学卒業程度の公務員試験を受験する場合、その多くは教養試験に加えて、専門試験も行われます。まずは自分の受験する試験に、専門科目があるか確認することが必要です。専門試験がある場合、教養試験に加えてさらに勉強科目が増えることになります。

専門科目は、行政系、法律系、経済系、商学系の4つの分野に分かれていて、受験する試験や地方自治体によって、出題数が異なります。

そのため、勉強を始める前にどの科目が重要か情報収集を行いましょう。
専門試験のポイントは、『勉強する科目を絞って、集中的に勉強する』ことです。大きな配点となる科目(経済原論)や、暗記科目(憲法・政治学、行政学など)を中心に時間を割き勉強していくことが重要です。

教養試験のみ
教養試験のみの場合は、専門試験がある場合よりも覚えることが少なくなります。
しかし、受験者全員が同じ条件となるため、勉強時間が半分になるということではありません。より教養試験で点を高くとる戦いになる、ということです。
そのため、勉強時間は専門試験も受験する人と変わらず、教養試験の細かいところまで点を取る勉強が必要です。

受験者本人のスタート時点でのレベルにもよる
必要な勉強時間に差がでるとすれば、それは受験者本人のスタート時点でのレベルです。特に、レベルによって大きな差が生じる科目が、文章理解です。

この科目は個人の能力で大きな差が生まれる科目です。文章理解ができる、というのは例えば勉強せずに現代文が解ける、あるいは英語がある程度読解できるといった人です。
もともと文章理解が得意な人とそうではない人の間で差が生じやすい科目と言えるでしょう。
そのため、文章理解の勉強を始める際には、過去問を試しに解くなどして、自分のレベルを確認することから始めるのが良いでしょう。

何に勉強時間を割くべきか考える

公務員試験は教養試験だけで18科目ありますが、効率の良い勉強を進めていくためにも科 目の特徴をつかむ必要があります。
まずは、勉強時間がかかる科目と、そうでない科目を分けていく必要があります。
ここでは、「知能科目」「知識科目」のそれぞれについて、「時間がかかる科目」「かか らない科目」を詳しく解説します。

勉強時間がかからない科目 -知能科目編―
知能科目において、勉強時間がかからない科目は、判断推理です。(これは“知能科目のなかでは”という意味になります。)
判断推理は公務員試験独特の科目であり、初めて触れる人がほとんどです。
その範囲は多いように感じますが、実は覚えるべき内容や出題パターンはあまり多くありません。そのため、集中的に勉強すれば、はじめの1か月程度でほぼすべての問題を得点源としていくことも可能です。

勉強時間がかかる科目 -知能科目編―
一方、勉強時間がかかる科目は、数的推理文章理解です。
文章理解は、先述したように本人のレベルによって勉強時間が異なります。数的推理は、多くの受験生が苦労し、そして勉強に時間がかかる科目です。
頻出範囲である方程式や数の難易度が高く、問題文を式に変換する練習に時間をかけることになります。

勉強時間がかからない科目 -知識科目編―
知識科目において、勉強時間がかからない科目の代表は政治経済です。 知識科目は政治経済からはじめていくことが必要です。かけた時間に対する配点が最も効率的と言われているためです。

勉強時間がかかる科目 ―知識科目編―
一方、勉強時間がかかる科目は、日本史世界史です。
この2科目は他の知識科目に比べて暗記量が非常に多く、その分時間をかけて対策しなければなりません。しかし、この2科目はどちらも出題されやすい範囲が明確に決まっているので、すべての範囲を暗記するのではなく、出題されやすい範囲に絞ることで時間を短縮することができます。

得意分野と不得意分野を整理する
勉強していくうえで、自分の得意分野と不得意分野を整理することは重要です。そのうえで不得意分野であれば、あえて“見切り”をつけて、勉強しない選択も有効なやり方と言えます。 公務員試験では、60%~70%の得点を取れば、ほとんどの教養試験を合格することができます。そのため、得意分野が複数あればそれだけで合格点まで到達することも不可能ではありません。
特に、理数系科目(化学や物理など)を、学生時代にまったく勉強していなかった場合、基礎の理解に大変な時間がかかります。一方、物理の中では配点が1点という試験が存在します。このような場合、物理に関しては見切りをつけて、その分の時間を知能科目やほかの知識科目に充てることが有効な戦略と言えます。

このように、勉強時間と自分の適性に合わせて科目を分析し、どこの分野に時間をかけるか決めていくことが必要です。
その時に大事なのは『かけた時間に対して得点が何点とれるか』、つまりコストパフォーマンスが高い科目をしっかりと見定めていくことになります。特に、判断推理や、知識科目の政治経済、国語などは短い勉強時間でしっかりと点数が取れる科目ですので、そのような科目から取り組んでいくことが大切です。

まとまった勉強時間が確保できないときは?

仕事をしていたり、あるいは他の用事が忙しかったりと、まとまった勉強時間が確保できないときもあると思います。そのようなときには、隙間時間を利用しながら、短時間でも勉強を習慣づけることが大切です。

例えば暗記科目であれば、寝る前の15分でまとめて暗記し、翌日起きてすぐの15分でまとめて思い出す、といった睡眠学習を活用した暗記をすれば、短時間でも多くの量を暗記し定着させることができます。勉強は1日だけ長い時間行うよりも、短い時間でも繰り返し行う方が記憶の定着率が良いです。隙間時間での勉強を習慣づけしていきましょう。

勉強時間を短縮するには

頑張って勉強したのに、不合格になってしまう人に多い例は、「自分の勉強方法があっているのかも分からず、やみくもに勉強してしまう」というものです。
18科目の教養試験では、どの科目から、そして、どの範囲から勉強すれば良いかを明確にする必要があります。それがわからない状態では、勉強しても、その範囲が試験にほとんど出ないことがあるなど、効率の悪い勉強になりがちです。試験の知識が不足していると、効率の悪い勉強になります。

効率よく勉強するにはプロに頼るのが一番
効率よく勉強するには、公務員試験対策のプロに頼むのをおすすめします。
特に、社会人など限られた時間で勉強する受験生の場合、間違った科目選択はそれだけで不合格のリスクを伴います。スポーツの上達で個別指導をコーチに頼むように、公務員試験においても、その人に合わせた科目選択と勉強範囲の選択があります。そして、プロから指定された勉強方法であれば、間違いなく、合格に対して最短距離であり、自分がやっている勉強に迷うことがなくなります。

この、“今の自分の勉強方法があっているという自信”が、伸び悩んでいる時や仕事で忙しいときに勉強を継続するモチベーションになるのです。忙しい人であれば特に、方向性を示してくれるプロの存在が重要となります。

まとめ

公務員試験は、非常に多くの科目数、広い範囲の理解が求められる難しい試験です。
いざ勉強を始めようと思っても、「自分が合格できるのか」「何からやればいいのか」など様々な不安がつきまといます。そして、多くの受験者が自分の勉強方法や、勉強時間に不安を抱えながら手探りで勉強しています。
だからこそ、効率の良い勉強はライバルと差がつくのです。同じ時間であっても、効率よく理解し、効率よく点を取ることができます。
公務員試験は、計画を立て、計画通り勉強すれば、決して合格は難しくありません。自分が目指している公務員の職種や試験のことを調べ、準備したうえで、できるものから取り組んでいきましょう!

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