看護学校の小論文対策!書き方やテーマについて

看護学校を受験するにあたり、小論文で悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
「国語」「算数」「英語」などと違い、小論文には正解がありません。しかし、もちろん小論文にも「正しい書き方」が存在し、そのポイントを抑えられているかどうかによって得点が変わります。

また、試験に出題されるテーマも幅広く、看護にちなんだものや、時事問題に関するもの、人間性を見られるものなど様々です。

看護学校の小論文対策!書き方やテーマについて

看護学校の入試科目は?小論文は必ずあるの?

看護学校の試験では、筆記試験と小論文があります。
入試科目は多くの場合、「国語」、「数学」、「理科」、「英語」です。稀に「数学」を除いた3つの科目が試験になる場合もあります。「必死に勉強したのに、試験科目に数学がなかった」ということがないように、受験予定の学校の情報は事前に調べておきましょう。

※看護学校の受験科目に関する記事はこちらをご参照ください

小論文は、ほとんどの学校で実施されています。一般入試と社会人入試がありますが、一般入試の場合は筆記試験の配点が高く、社会人入試の場合は小論文の配点が高いと言われています。

社会人はこれまでの仕事から得た経験を問われるので、小論文の内容がより重視されます。出題されるテーマは、「友情とは何か」や「看護師に必要なこと」、「東日本大震災から学んだこと」など、受験者の人間性や考え方について問われるものが多く、過去問と似たようなテーマが出題されることもあります。
小論文は勉強のしようがないと思う方もいるかもしれませんが、高得点をとるポイントは文章の書き方にあります。

コツを知っているだけで、テーマにかかわらずスラスラ書けるようになるでしょう。筆記問題の勉強と同じように、書けば書くほど知識と技術が身につきます。

看護学校の小論文の内容は?

小論文の出題の形式は様々ですが、大きく分けて3つあります。

1つ目は、「課題作文型」
「課題作文型」とは、最も一般的な小論文の形式で、出題されたテーマについて、自分の意見をまとめるというものです。過去問から出題されそうなテーマを探して、テーマごとの自分の考えをある程度まとめておくと書きやすくなります。
出題されそうな時事ニュースをチェックして、書く内容を準備しておくことも重要です。

2つ目は、「課題文読解型」
これは、提示された課題文を読んだ上で、それについての自分の考えをまとめるというものです。
例えば、「朝日新聞『天声人語』を読み、感じたことを記述せよ」や、「『我輩は猫である』の一文を読み、考えたことを述べよ」など、作文力に加えて、その文章のポイントを押さえる読解力が必要になります。
日常的に本を読んでいるなど、活字に親しみがあると書きやすくなります。
もちろん、読解する文章はその場に用意されています。

3つ目は、「資料分析型」
これは、あるテーマに基づいたアンケート結果やグラフを分析し、自らの考えを述べるというものです。例としては、「年代別にみた交通事故者の割合を見て考えたことを述べよ」、「大麻を使用する未成年が増えていることについてのアンケート結果から考えたことを述べよ」など、資料を読み取り、傾向や推移を分析する能力が必要になります。

小論文のテーマはどんな内容が出題されるのか?
小論文のテーマは幅広いといっても、出題されやすいテーマもあります。今回は出題されやすいテーマを5つのカテゴリーに分類しました。

<①看護・医療系>

看護・医療系は頻出のテーマです。単純に自分の思考を問うものから、知識が必要なものまで多岐にわたります。また、他の4つの分類と関連することが多いテーマでもあります。

[例]
・看護師に必要な資質とは
・理想の看護師とは
・臓器移植について
・医療ミスを防ぐためには
・医療にかかわる人間として最重要視すること

<②自分自身について>

それまでの経験・体験に関することが設問の中心に据えられます。そのため、実際の経験を踏まえて解答するものが多いです。また、それらを含め未来の自分に関するテーマが出題されることもあります。

[例]
・看護師を目指したきっかけ
・今までで一番努力したこと
・学生時代に最も意欲的に取り組んだこと
・最も後悔していることは
・これからの自分について
・どのような看護師になりたいか
・長所、短所は

<③時事問題系>

社会問題やマナーについて問われます。看護・医療系と絡めた問いも多いです。

[例]
・社会のグローバル化について
・日本が世界にできることとは
・看護師と高齢化社会の繋がりについて
・ネット社会の現状と対策
・いじめについて
・環境問題について
・介護とバリアフリー化
・情報化社会と医療
・ボランティアについて
・気になっている医療問題について

<④他者との関係>

コミュニケーションに重きを置いたテーマです。看護・医療系だけでなく、時事問題系とも関連して問われることがあります。

[例]
・コミュニケーションについて
・チーム医療について思うこと
・SNSでコミュニケーションをとること
・ペットを飼うことについて
・看護とマナー
・円滑な人間関係を構築するには

<⑤抽象的な問い・その他>

抽象的な概念について考える問いが出されます。哲学のような問題が多いです。

[例]
・「やさしさ」とは何か
・自ら学ぶということ
・心を豊かにするためには
・命について
・努力する意味とは何か
・「嘘」は悪いことか

以上は、「課題作文型」試験の場合です。もちろん、ほかの形式の問題でもこれらのテーマに近い課題文や資料が用意される場合があります。出題傾向の多いテーマは、何度か作文しておきましょう。

知っておきたい小論文の書き方

小論文の書き方は、主に2種類あります。
1つ目が「起・承・転・結」でまとめる方法。
2つ目が「序論・本論・結論」でまとめる方法。
どちらの書き方でも問題ありませんが、起承転結は文章の作り方が難しく、上級者向けです。序論・本論・結論の場合は形もシンプルで比較的書きやすく、短時間で文章の構成ができるのでオススメです。全体の構成としては、このようになっています。

序論…テーマについての自分の考え。「私は〜だと考える」など
本論…自分がそう考える理由を述べる。「その理由は2つある。1つ目は〜である」など
結論…自分の考えのまとめと、テーマについて目指すところや、今後の志を述べる。「以上のことにより、私は〜していきたい。」など

いきなり書き始めるのではなく、自分が書こうとしていることや伝えたいことを序論・本論・結論で一文ずつ書いていきましょう。そうすることで、内容が途中で脱線することなく、芯を抑えた文章を書くことができます。

また、「多く書いた方がいいのではないか」、「書きたいことがたくさんある」といった理由で、文章がダラダラと長くなってしまうことがあります。小論文は、最低文字数を押さえる必要はありますが、文字数が多ければ良いということではありません。短い文章で簡潔に伝えることも技術の1つです。

対策の仕方は?

小論文の問題に慣れる
小論文対策は、まず時間内に最低文字数を書き切れるかどうかが問題です。
ノンストップで書かないと、最低文字数を超えられない場合もあります。はじめの5分で構成を考えて、短い文章で簡潔にまとめて書いていく練習が必要です。

構成をすぐに考えるためにも、まずは様々なテーマについての自分の考えを持っておきましょう。日頃から本を読むことや、ニュースを見ることも有効です。

過去問の入手
小論文対策は、まず時間内に最低文字数を書き切れるかど
過去問は書店で本を購入できる場合や、ネットで調べられる場合があります。まずは志望校についてネットで検索した上で、テーマの出題傾向を探ることが大切です。
また、志望校の過去問に載っていなくても、看護師試験に出題されやすいテーマは押さえておくようにしましょう。

添削してもらう
小論文対策は、まず時間内に最低文字数を書き切れるかど
数をこなしてひたすら書いていくことは大切ですが、書きっぱなしはよくありません。
時間内に書き切れるようになったら、まずは自分で読み返してみましょう。文章が分かりにくいところや、長すぎるところが目に付いたら、その部分を自分で添削します。

自分の添削も必要なくなってきたら、他人にも文章を読んでもらいましょう。小論文にはコツが必要なので、できればプロに添削してもらうのがおすすめです。

【まとめ】

小論文は、はじめはペンが進まず苦労するかも知れませんが、書き方やポイントをつかめればスラスラと書けるようになるものです。
最初は時間をかけながら文章を書いていき、慣れてきたら時間を計って書いてみましょう。
書けば書くほど、自分でも見違えるほど良い文章が書けるようになりますよ。

合格に向けたオーダーメイドカリキュラムを
無料でご提案をいたします。
まずはお問い合わせください。

授業料のお問い合わせ・資料請求はこちら

0120-017-984