働きながら通える看護学校はあるの?

超高齢社会の日本で、常に人材不足が叫ばれているのが看護師です。医療現場の第一線で活躍する、将来性のある職業です。その看護師になるためには、中学や高校を卒業してから専門学校に通って資格を取得する以外にも、社会人になってから目指せる方法があることをご存知でしょうか。実際に看護師の中には、医療とは全く異なる業界に勤めた経験を持つ方々がいらっしゃいます。
今回は、働きながら看護師免許の取得を検討している方へ、その具体的な方法について詳しくご紹介します。

働きながら通える看護学校はあるの?

フルタイム勤務で看護学校に通うのは難しい?

全日制の学校は、平日の朝から夕方まで授業が行われますので、フルタイムで働きながら通学することは難しいと言えるでしょう。しかし、准看護師であれば、定時制や通信制の学校でライフスタイルに合わせて資格取得を目指すことができます。

働きながら目指せるのは「准看護師」

看護職には、「正看護師」と「准看護師」の2種類あります。ここでは、「准看護師」の作業内容や正看護師との違いについて解説します。

准看護師とは?

正看護師と准看護師で、職務の差はほとんどありません。2つの大きな違いは、自ら判断して看護業務を行うかどうかで、准看護師は、医師・歯科医師または正看護師の指示のもと看護業務を行うように法律で定められています。

准看護学校には全日制に加えて、定時制や通信制がある

准看護師を目指す上で、2つの過程から選ぶことができます。
【全日制】
朝から夕方まで授業が行われ、必要な在学年数は2年。授業を週5日間する学校もあれば、週3日程度の学校もあります。
【半日制】
平日の午後や夜間に週5日の授業を行う学校が多く、必要な在学年数は2年。平日の午前中に働きながら学校に通うことも可能です。

准看護師になるメリット

・需要が絶えない医療業界の職業
高齢化が加速する日本では、医療関連の需要はますます高まっていくことが予想されます。この先も必要とされる安定した職業の一つです。

・正看護師よりも合格率が高い
准看護師の試験は都道府県ごとに行われます。都道府県によって試験日が異なりますので、受験会場を変えると複数回受験することができます。また、正看護師よりも合格率が高いのが特徴です。

・正看護師よりも通学する年数が短く、学費が安い
履修時間が正看護師よりも少ないため、通学年数は2年と正看護師よりも短く、早く仕事に就くことができます。また、通学年数が短い分、学費も安く抑えられます。

准看護師を目指す上で注意すべきポイント

・管理職への昇格率
准看護師は、医師や正看護師の指示に基づいて看護業務を行う職業であるため、指示を出す管理職への昇格率は、正看護師よりも低い傾向にあります。

・キャリアアップやキャリアチェンジの選択肢が少ない
正看護師には、保健師や助産師、特定看護師といったキャリアチェンジの選択肢がいくつかあります。一方で、准看護師は、それらの職業へ直接キャリアチェンジすることができません(詳細は後述します)。

・正看護師と比べて基本給が安い傾向がある
仕事内容が同じであっても、正看護師と准看護師の基本給に差があり、正看護師の方が給与額が高い傾向にあります。

・正看護師を目指すには、再び学校に通う必要がある
准看護師の資格があっても、正看護師になるためには看護学校で定められた過程を履修し、国家資格を取得する必要があります。また、中学卒業後に准看護師になった方が正看護師の看護学校(全日制、定時制)に入学するためには、全日制と定時制の看護学校で3年以上の実務経験が必要です(通信制の看護学校の場合は7年以上)。

看護助手として勤務しながら准看護師を目指す道も

定時制の学校に通いながら、平日の午前中などに看護助手として勤務して取得を目指す道もあります。このメリットは、実務に携わりながら勉強できるので授業の習得力が高まり、さらに実践的なスキルを身につけやすい点です。資格取得に協力的な医療機関では、指定された期間勤務することを条件に奨学金を提供してくれるケースもあります。
※奨学金には、一定の年数を勤務することで全額免除される制度や、退職と同時に一括で返済しなければならないものなど様々な種類があります。

まとめ

働きながら看護師を目指すことは決して簡単ではありませんが、制度や学校を正しく理解してライフスタイルに合わせた方法を見つけることで、実現の可能性が大きく高まります。看護師を考えている方は、資料を取り寄せてみたり、学校の見学会に参加してみるのもおすすめです。

合格に向けたオーダーメイドカリキュラムを
無料でご提案をいたします。
まずはお問い合わせください。

授業料のお問い合わせ・資料請求はこちら

0120-017-984