宅建試験の「法令上の制限」とは?

宅建試験とは、毎年約20 万人の方が受験する人気の国家資格です。合格すると不動産業界への就職や転職が有利になる宅建資格を取得することができます。宅建試験の合格率は毎年およそ15%から17%の間で推移していますが、国家資格の中ではそこまで難しい方ではないと言えます。

宅建の試験科目は大きく分けて4つあり、その中の1つが「法令上の制限」と呼ばれるものです。内容が覚えにくく、苦手とする受験者が多いと言われる科目です。

そこで今回は法令上の制限の勉強法を解説していきます。

宅建試験の「法令上の制限」とは?

宅建試験の法令上の制限にはどれくらい力を入れるべき?

宅建試験は「法令上の制限」「権利関係」「宅建業法」「税金」その他の4科目から出題されます。
近年では 「権利関係」から14問前後、「宅建業法」から20問前後、「法令上の制限」から8問前後、「税金その他」から8問前後 というような割合で出題される傾向があります。

この場合、法令上の制限が苦手だからといって切り捨ててしまうと、8点も逃すことになってしまいます。宅建試験は50点満点なので、8点全てを逃すと、かなり不利な戦いになると言えます。最低でも5点から6点は取れるようにしておきましょう。

法令上の制限の出題範囲と傾向は?

法令上の制限には20以上の法律があり、一見すると範囲が広いように感じます。しかし、近年の傾向では、全8問のうち

・「都市計画法」「建築基準法」からはそれぞれ2問
・「農地法」「国土利用計画法」「土地区画整理法」「宅地造成等規正法」からそれぞれ1問

出題されることが多いため、法令上の制限はこの6つを集中的に勉強することが重要と言えます。

法令上の制限の対策ポイントと勉強法について

法令上の制限には20種類以上と、多くの法律が出てきます。法律を学んだことがない人にとっては覚えにくいかもしれません。
しかし、しっかりと勉強してコツを掴めば大切な得点源となる科目です。対策ポイントと勉強法についてみていきましょう。

正確に暗記する

法令上の制限は、重点を抑えて暗記してしまえば確実に得点につながります。
難しい言葉が並ぶので初めは覚えにくいかもしれませんが、ポイントが分かれば様々な法律や制度と比較して覚えやすくなります。宅建業法と並んで比較的得点源にしやすい分野で、短期間で一気に暗記するという合格者も多いようです。
ただし、いきなり暗記するという勉強は避けましょう。なぜなら、全体のイメージがつかめてない段階で暗記しても記憶が定着しにくいためです。まずは全体のイメージをつかんでから暗記をはじめましょう。

過去問でポイントを確認する

法令上の制限を勉強する上で、過去問は特に重要です。
これまでの出題傾向として過去と同じ問題が出題されるケースが多く、しっかり復習しておく必要があります。
また、過去問を繰り返し解くことによって自然と覚えるべきポイントが分かるようになります。過去問の得点は本試験の得点に比例するので、しっかりと要点を抑えておきましょう。

効果的な勉強法

先述したように、いきなり丸暗記をしようとしてもなかなか難しく、記憶も定着しにくいでしょう。そこでおすすめなのが、専門書の目次を読むことです。

■専門書の目次で要点をつかむ
どうしても新しく勉強する分野だと、専門書の最初から勉強してしまいたくなるのですが、まずは目次を読みましょう。専門書は非常に情報が多く、内容を理解していない分野だと「勉強した気になっただけ」というケースがありますが、これを防ぐためです。
目次を読んでから、ページをペラペラとめくって最後まで目を通していきます。この際、しっかりと読み込む必要はありません。専門書というのは過去問で多く出題されていたりする大事な要点に関しては、字に色がついていたり太字になっていたりします。つまり、最初から細部の読み込みまでするのではなく、要点を確認して法律ごとの大枠や用語を理解することに努めてください。

■要点を掴んだところで過去問を解く
専門書で要点を確認した後は、すぐに過去問を解き始めます。その後の過去問の答え合わせで、各問題の解説や、テキストの細部を確認するというのが一番効率のいい勉強法です。
インプットよりもアウトプットに時間を割くことを意識しましょう。

このように、目次でざっと全体を理解する、要点を掴む。その後問題を解きながら細部まで覚えていく勉強法がもっとも効率が良く、おすすめです。

まとめ

今回の記事をまとめると、
・法令上の制限とは毎年8問程度出題される。
・20以上の法律があるが、近年では6つの法律が高頻度で出題されている。
・対策は過去問で多く出題されている問題などはポイントで抑えること。
・効果的な勉強法は、専門書を読み込む前に目次を読むということ。

勉強を始めたころは難しく感じ、本当に試験を突破できるか不安になるかもしれません。しかし、過去問を繰り返し解いてポイントを押さえることができれば、その不安は払拭されていくはずです。

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