簿記試験3級って難しい?

「日商簿記3級は難しい」「とっつきにくい」というイメージはありませんか?初学の人は、簿記や会計学を難しいと考えてしまいがちです。しかし、スポーツが練習した分だけ上達するのと同じように、練習問題を解いた分だけ理解が進んでいく科目です。
そのため、着実にトレーニングを重ねていけば、日商簿記3級試験も決して難しい試験ではありません。この記事では、日商簿記試験3級について分かりやすく解説していきます。

簿記試験3級って難しい?

簿記3級の試験内容

日商簿記3級は、ビジネスパーソンに必須の基礎が問われる試験です。簿記の試験となると、「経理や財務の方が担当するもの」というイメージがあるかもしれません。しかし、多くの企業が日商簿記3級の取得を評価しています。それは、この資格を学ぶことによって、会社で必要不可欠となる会計の知識を一通り学ぶことができるからです。

そのため、日商簿記3級の試験は「簿記一巡の手続き」と呼ばれる日々の手続きから精算表を作成し、財務諸表を作成するための手順が問われることになります。合格率は比較的高く、およそ例年の合格ラインは4~5割程度です。近年では試験内容の改定も行われているので、試験内容については日商簿記検定試験のホームページを参照する必要があります。

簿記3級の何が難しい?初心者がつまずきやすいポイント

簿記に慣れていない初学者は簿記3級を難しいと感じることがあるかもしれません。以下では、初学者がつまずきやすい簿記3級のポイントについて説明していきます。

簿記特有の用語

簿記3級では、多くの見慣れない用語が出題されるため、なかなか覚えられず難しいと感じる人が少なくありません。しかし、知らない用語が出てきても問題演習を繰り返しているうちに、自然と身につきます。そのため、用語が覚えられないことを気にするのではなくまずは問題を繰り返し解いて慣れることが大切です。

暗記だけでは解けない

初学者の場合、簿記に関するあらゆる内容を暗記しようとしてしまいます。しかし、簿記は「計算の方法を学ぶこと」ですので、暗記だけでは応用問題を解けなくなってしまいます。そのため、単にパターンを暗記するだけではなく本質的な理解力が求められます。

実際の試験形式に慣れる必要がある

日商簿記の試験は「簿記特有の用語や表現」があるため、試験問題に慣れていないと問題を解きにくく感じるかもしれません。多くの過去問を解いて、独特な形式に慣れておくことをおすすめします。

試験時間が足りない

簿記の試験は計算の連続です。しかも、先に出てくる問題を解けている前提で計算しなければならない問題もあります。そのため、一つの計算式を解くために時間がかかると他の問題を解く時間が足りなくなることがあります。

簿記3級合格のためのポイント!「仕訳」を理解する

3級を合格するために、試験の最も重要なポイントである「仕訳」を理解しなければなりません。以下では、簿記3級合格のポイントとなる仕訳について分かりやすく解説していきます。

そもそもどうして「仕訳」するのか

そもそも仕訳をしなければならない理由は、企業の取引内容を詳しく記帳しなければならないためです。
そのために、企業の取引を「借方」と「貸方」という左右に分類して、仕訳帳と呼ばれる帳簿に勘定科目と金額を記入していきます。取引を借方・貸方に分けることによって、様々な企業取引を分かりやすく表現することができるようになります。

貸方と借方

貸方と借方は初心者が最もつまずきやすいポイントです。
仕訳したときに左側に来るのが借方と呼ばれ、仕訳したときに右側に来るのが借方と呼ばれます。

「資産が増えたら借方、減ったら貸方」
「負債が増えたら貸方、減ったら借方」
「純資産が増えたら貸方、減ったら借方」
「収益が増えたら貸方、減ったら借方」
「費用が増えたら借方、減ったら貸方」

というように、ある程度暗記しなければなりません。
企業の様々な取引をどのように貸方と借方に分類すべきかを理解することが初学者にとっては非常に重要です。

仕訳のルール

仕訳にはルールがあります。たとえば、商品を10,000円仕入れた場合、簿記上では次のように考えます。

“商品を仕入れたということは10,000円の現金を支払っている。そのため、現金が社外に流出したと考えて貸方に現金を記入する。仕入れを行ったものは販売することになるので、それは当期の費用となる。そして商品を仕入れた瞬間に、会社の中にある商品が10,000円分増えたことになる。”

このように企業が行う取引を多面的に捉えるために簿記は存在し、それはルールに従って仕分けしなければならない決まりとなっています。

まとめ

簿記の資格は就職活動や転職活動を有利に進めることができる資格の1つです。簿記3級の資格を取得しているということは、会計学の基礎を一通り理解していると見なされるので、その点は評価されます。
日商簿記の試験は3級から1級までありますが、まずは簿記3級の資格にチャレンジしてその後簿記2級というように、着実にレベルアップすることができる試験です。
簿記3級は、ポイントを押さえて学習すれば初学者でも合格可能です。初学者にとっては専門用語が多く、難しいと感じるかもしれませんが、自分のキャリアアップや能力の向上のためにも、簿記3級の取得に挑戦してみてはいかがでしょうか?

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