簿記3級受験!難易度はどれくらい?

数ある資格のなかで、学生から大人まで多くの人がチャレンジする簿記検定。会社で経理を担当する人はもちろん、これから就職や転職を控えている人にも「実務で使える」ということで非常に人気のある資格です。

しかし今までまったく経理や会計を勉強したことが無いという方には、敷居が高いような感じがしますよね。
そこで今回は経理の登竜門である簿記3級の資格についてご紹介します。

簿記3級受験!難易度はどれくらい?

簿記3級とは

これから簿記を勉強しようと思っている人には「どんな時に使うのか?」「3級だけでも役に立つの?」と不安な部分も多いのではないでしょうか。
簿記と言えば、経理業務に関わる分野です。そのなかでも簿記3級は会社のお金の流れに関する基礎知識を身に着けることができる資格です。

では実際に簿記3級が実際に使われる場面や、どんな人たちが必要とする資格なのでしょうか。具体的にお伝えします。

簿記3級はどこで使われる?

はじめに簿記の定義についておさらいします。
簿記とは、簡単に言うと「商売に関わるお金の出し入れや売上・仕入などを記録していくこと」です。わかりやすく例えるなら、私たちが使う家計簿のようなものを決められたルールに沿って記録している、と考えておけばよいでしょう。

具体的には以下のようなやりとりが発生した時に「帳簿」や「伝票」にお金やモノの動きを記録します。

1.お金の出し入れがあったとき(現金、通帳)
2.売上や仕入など、商売に関わる何らかの取引があったとき
3.建物や土地、パソコンなど、商売に関わる資産(お金以外のモノ)に変化があったとき

ここまでが日常で行われる業務です。
さらに経理では定期的に以下の作業も行います。

4.年に一度、もしくは月毎に1~3の集計を行う
5.年に一度1~4をまとめて決算、申告の作業を行う

これらのなかで、簿記3級は1~4までの業務ができることを目的としています。もちろん実務において5の範囲まで求められることもありますが、会社によって業務範囲は異なります。
通常は1~4が理解できていれば経理の仕事はこなせますし、大きな支障が出ることは無いでしょう。そんな経理の入口部分を一通り詰め込んだのが簿記3級の出題範囲です。

受験するのはどんな人?

簿記3級は毎回8~10万人もの人々が受験する人気資格ですが、その年齢層や職種はさまざまです。

最も多いパターンとしては、経理に関わる仕事に就いている人。ただし、ひと口に経理といっても会社内での経理担当者や金融関係の仕事、個人事業主、税理士事務所勤務など幅広い職業の人たちです。
多くは経理をはじめて間もない初心者ですが、なかには長年実務を積んであらためて受験するという方もいらっしゃいます。いずれにしても自分が日常行っている業務を円滑にすすめるために簿記3級に挑んでいます。

また簿記検定は社会人だけでなく、高校生、大学生、専門学校生などの間でも人気の資格です。特に商業や経済関係について学んでいる学生たちにとって、会社の経理や財務会計の仕組みを知るのは必要不可欠。実務に密接につながっていて就職にも有利になるという理由から、多くの人々が挑戦しています。

また簿記検定は社会人だけでなく、高校生、大学生、専門学校生などの間でも人気の資格です。特に商業や経済関係について学んでいる学生たちにとって、会社の経理や財務会計の仕組みを知るのは必要不可欠。実務に密接につながっていて就職にも有利になるという理由から、多くの人々が挑戦しています。

簿記3級の難易度と合格率

次に押さえておきたいポイントは試験レベルについてです。
簿記3級は経理の基本部分と言われていても、一定の知識が求められる専門分野であることに変わりはありません。
ここでは簿記検定の種類や難易度、合格率について説明します。

簿記検定の種類

簿記検定には、主催団体によって3つの種類があります。

1.日商簿記→日本商工会議所が主催
2.全商簿記→公益財団法人全国商業高等学校協会が主催
3.全経簿記→公益社団法人全国経理教育協会が主催

この中で一番難易度が高いとされるのが1の日商簿記になります。就職や転職に有利な資格として扱われており、「簿記3級」=「日商簿記3級」と認知されています。

日商簿記3級の難易度と合格率はどれぐらい?

このように3つの検定のなかで一番難しいとされる日商簿記ですが、その難易度はどれぐらいのものなのでしょうか。

まず簿記で使われる計算問題ですが、基本は足し算、引き算、掛け算、割り算の四則計算のみ。中学生が勉強するような数学の知識は必要ありません。初心者であっても、簿記のルールさえ覚えておけば計算そのものは非常に簡単です。
また簿記の試験では電卓を使って問題を解いていくので、日ごろから電卓に慣れておくことが重要です。

簿記3級の難易度について、こちらは個人の受け止めかたによって若干違いがあるかもしれませんが、一般的に他の資格に比べて比較的易しい試験だと捉えられることが多いようです。なぜなら簿記は「商売に関わるお金の出し入れや売上・仕入などを記録していくこと」で、私たちの生活に密接する要素が多いからです。
例えば買い物をして貰うレシート(売上伝票)もその範囲にあたります。まったく未知の世界というわけではなく、どちらかといえば親しみやすい分野であると言えるでしょう。

そんな簿記3級の合格率は、日本商工会議所のホームページによると平均で約40%となります。数字を見る限りでは、車の運転免許のように誰でも受かるものとは言えないレベルであることがわかります。試験を突破するには、ある程度の学習時間を確保する必要がありそうです。
参考サイト:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/candidate-data/data_class3

簿記3級の合格点はいくつ?

簿記3級では合格ラインが明確に決められています。
それは100点満点のなかで70点以上であることです。「全体の7割」という数字を聞くと、若干難しいイメージを持つ人もいるかもしれませんが、出題されるのは経理の初歩的な範囲のみ。一定の学習時間さえ確保できれば突破できる内容です。
ちなみに70点に到達するための目安としては、40~80時間ぐらいの学習が必要とされています。一日2時間を目安にして約1ヶ月の学習で合格ラインが見えてくると言えるでしょう。

試験は年に3回

実務に役立つという理由で人気の簿記3級ですが、もうひとつのおすすめポイントは年3回も受験のチャンスがあるということ。「受験しよう」と思い立ったタイミングで学習時間の照準を合わせることができますし、忙しいビジネスマンや主婦の方も日程を選びながら受験することができます。
詳細は以下の通りなので、事前にチェックしておきましょう。

・申込締め切り:試験の約2ヶ月前
・試験会場:各地商工会議所
・試験日 :6月第2日曜日、11月第3日曜日、2月第4日曜日(1級を除く)
・合格発表:試験の約1~2カ月後
・受験料:3級2,800円

まとめ

ここまでの説明で、簿記3級がどれぐらい経理業務に関わるのか、イメージしていただけたのではないでしょうか。

また、簿記3級は経理以外の職業にも学んだ内容が活かせる資格です。
例えば営業職なら売上伝票のやりとり、システム系で会計に関わる開発、薬剤師で薬局業務の一環として売上管理など。社会人の方なら特に、簿記の知識はあらゆる場面で必要だと感じるのではないでしょうか。年齢や職種は関係なく必ず学んだ内容が役に立つ資格なので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。

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