簿記3級の合格率はどれくらい?

「会社で簿記の資格を取得することを推奨されている」「今後、管理系の職種への転職も視野に入れている」など、簿記の資格を取得しようと考える方の動機はさまざまです。

簿記検定にはさまざまな階級がありますが、3級は入門編という位置づけです。3級に出題される問題は広範囲に及び、簿記全般に関する知識を問う問題が中心となります。
では、実際の合格率はどれくらいなのでしょうか。今回は、簿記3級の合格率や難易度についてお伝えします。

簿記3級の合格率はどれくらい?

簿記3級はこんな人におすすめ

簿記といえばお金の計算、というイメージが強いかもしれません。
その通り、お金にまつわる問題が出題される試験ですが、簿記を勉強することで社会のお金の流れや、しくみも理解できるようになります。
このような知識が身につく上で、どんな職種の方におすすめの資格か具体的に見てみましょう。

経理業務の全般を理解したい
簿記3級は、経理業務において押さえておくべき基礎として位置づけられている資格です。経理業務全般の知識を身につけるには、ぴったりの資格と言えます。
経理に関わる部署に異動になった方、転職して初めて経理部門の仕事を担当することになった方には特におすすめです。簿記3級では、基本的な経理の考え方・用語を学ぶことができます。

確定申告の初歩的な業務ができるようになりたい
個人事業主として働くことを視野に入れている方にも、簿記3級の資格はおすすめです。確定申告に必要な知識を身に着けることができるためです。

「確定申告は専門家に頼めばいいから、別に必要ない」と考える方もいるかもしれません。しかし税理士に依頼すると、最低でも5〜10万円かかってしまいます。
5〜10万円を税理士に支払うなら自分で知識を身につけて、浮いたお金を事業に使いたいと思いませんか?
このように、会社員に限定されず個人事業主にも必要な知識が身につく資格です。

簿記3級の合格率

簿記3級の合格率は、40%前後と言われています。
さまざまな資格と比較してみても、入門レベルの資格で合格率40%前後は、標準的な数字といえます。
「半分以下ということは、結構難しい資格だな」と感じる方も多いでしょう。

しかし実は、合格率40%前後だから難しいわけではありません。合格率を下げる原因は、「特に資格が必要なわけではないけど受験している」「年に3回受験日があるため、油断している」受験者がいるという点。

この2つの理由で、全体的に合格率が下がってしまっていると言われています。

特に資格が必要なわけではないけど受験している
簿記3級は就職にも有利な資格と言われ、学生の受験者が非常に多い資格として知られています。
特に商業高校や、大学の経済学科などの場合、カリキュラムとして簿記の資格試験が組まれているケースもあります。合否が単位と関係なければ、勉強してこない学生も多いでしょう。このようにモチベーションの低い受験者の存在が、合格率を下げていると言えます。

年に3回受験日があるため、油断している
簿記3級の試験は、年に3回開催されています。
年に一度しかチャンスがない試験と比較すると、数カ月に一度試験があるので、落ちてもまた次があると余裕をもって臨むことができます。しかしその一方で、試験勉強が思うように進まないと次の試験で合格できればいいか、とモチベーションを維持しにくいとも言えます。

簿記3級は難しい?難易度について

簿記3級は合格率が40%とはいえ、しっかりと対策をすれば合格できる資格です。
例えば、「どのくらい勉強すれば合格できるか」という勉強時間の目安が知りたいという方も多いのではないでしょうか。
個人差はありますが、一般的に簿記3級の学習時間は40時間~80時間必要だと言われています。「簿記に関する知識が全くない」という人も、受験までに80時間勉強する計画を立ててみましょう。

簿記検定1級~3級の難易度、出題範囲について
簿記試験1〜3級の合格率と出題範囲の違いを、簡単にまとめてみました。
今後の勉強の参考にしてみてください。

■3級:合格率40%前後

【出題範囲】商業簿記
【勉強時間】40時間~80時間時間

■2級:合格率25%前後
【出題範囲】商業簿記・工業簿記
【勉強時間】150〜250時間(簿記3級の知識を持っている人)

■1級:合格率10%前後
【出題範囲】商業簿記・工業簿記・会計学・原価計算
【勉強時間】1500〜2000時間(簿記2級の知識を持っている人)

やはり、級が上がるにつれて、合格率が下がっていくことがわかります。
特に、簿記1級となると、非常に専門的な分野になるので、学習時間も1500〜2000時間という段違いの量が必要です。まずは簿記3級の資格取得を目指し、簿記3級に合格したら、さらに上位の級の合格を目指して勉強してみてもよいかもしれません。

【まとめ】

いかがでしょうか。このように簿記3級は決して難易度が高い資格というわけではありません。年に3回開催されているうえに、モチベーションの低い受験者も多く含まれているためです。

しっかりと対策をすれば合格できる資格ですので、試験日までの時間で計画的に勉強し、万全の状態で試験に挑めるようにしましょう。

合格に向けたオーダーメイドカリキュラムを
無料でご提案をいたします。
まずはお問い合わせください。

授業料のお問い合わせ・資料請求はこちら

0120-017-984