簿記試験の内容って?詳細をチェックしよう

簿記の資格をこれから取ろうと考えている方にとって、簿記の試験内容について気になりますよね。

今回の記事では、簿記の試験内容についての詳細や、簿記の資格について詳しく解説いたします。

簿記試験の内容って?詳細をチェックしよう

簿記の資格の種類

簿記の資格には、日本商工会議所が開催する「日商簿記試験」、全国経理教育協会が開催する「全経簿記試験」、全国商業高等学校協会が開催する「全商簿記」の3つがあります。
この中でも最も受験者が多く、会社で働く経理担当社にも広く知られているのが日商簿記試験です。

日本商工会議所が開催している検定試験は、学校教育の試験とは異なり、優秀な社会人の育成を目的として実施されています。そのため、「社会人として活躍できるかどうか」を問う内容となっていることが最大の特長です。

日商簿記試験は、3級・2級・1級に分かれていて、それぞれ出題範囲が定められ、それぞれの級で難易度も大きく異なる試験です。
特に、日商簿記試験1級は、難関資格として知られる公認会計士や税理士の登竜門として位置づけられています。3級の受験料は2,800円、2級の受験料は4,630円、1級の受験料は7,710円です。
以下では、日商簿記試験について解説していきます。

[日商簿記]級ごとの難易度・合格率

日本商工会議所が開催する日商簿記試験は、級によって難易度・合格率が異なります。試験は毎年3回(1級は2回)開催され、毎回、難易度と合格率が若干異なります。
以下では、直近に開催された日商簿記試験の難易度と合格率について紹介します。

簿記3級
最も直近に行われた日商簿記試験3級の合格率は以下の表の通りです。

第150回(2018.11.18)
・受験者数…111,657名
・実受験者数…88,774名
・合格者数…38,884名
・合格率…43.8%

日商簿記試験3級の合格率は、およそ40%〰50%程度を推移しています。
そのため、難易度は比較的低いと言えるでしょう。

簿記2級
最も直近に行われた日商簿記試験2級の合格率は以下の表の通りです。

第150回(2018.11.18)
・受験者数…64,838名
・実受験者数…49,516名
・合格者数…7,276名
・合格率…14.7%

日商簿記試験3級の合格率は、およそ15%〰25%程度を推移しています。
10人の受験生のうち、8人程度が落ちる試験なので、難易度は高い試験と言えるでしょう。

簿記1級
最も直近に行われた日商簿記試験1級の合格率は以下の表の通りです。

第150回(2018.11.18)
・受験者数…9,852名
・実受験者数…7,588名
・合格者数…680名
・合格率…9.0%

日商簿記試験1級の合格率は、およそ8%〰13%程度を推移しています。
10人の受験生のうち、9人程度が落ちる試験なので、難易度は非常に高い試験と言えるでしょう。日商簿記試験1級に合格すると、税理士試験の受験資格を得ることができます。

試験日時、試験内容

日商簿記試験は年に3回開催される試験です(ただし、日商簿記試験1級のみ年に2回)。日商簿記試験は各級ごとにレベルが定められています。
以下では、試験が実施される日時、試験内容、試験時間、配点について解説します。

簿記3級
3級は、ビジネスパーソンに必須の基本知識を問う試験です。
経理・財務担当以外でも、職種にかかわらず会社では高く評価されています。3級の試験では、基本的な商業簿記について学習し、経理関連書類の適切な処理や青色申告書類の作成など、初歩的な実務がある程度できることを目標にしています。そのため、小規模企業の経理事務に役立つ試験です。
日商簿記試験3級の試験内容・試験時間・合格基準は次のように定められています。

・試験科目…商業簿記 5題以内
・試験時間(途中、休憩あり)…120分
・合格基準…70%以上

簿記2級
2級は、経営管理に役立つ知識として、最も企業に求められる資格の一つです。
企業の財務担当者に必須の知識を学習することができます。2級では、3級よりも高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)について学習し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるようになることを目標としています。商業高校において修得を期待されるレベルの試験です。
日商簿記試験2級の試験内容・試験時間・合格基準は次のように定められています。

・試験科目…商業簿記、工業簿記(原価計算を含む) 5題以内
・試験時間(途中、休憩あり)…120分
・合格基準…70%以上

簿記1級
1級は公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門として位置づけられる試験です。
1級に合格すると税理士試験の受験資格を得ることができます。日商簿記試験の中でも、極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算について学習し、会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえた上で経営管理や経営分析ができるようになることを目標として行います。大学等で専門に簿記・会計を学ぶ人に期待されるレベルの試験です。
日商簿記試験1級の試験内容・試験時間・合格基準は次のように定められています。

・試験科目…商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算
・試験時間(途中、休憩あり)…商業簿記、会計学90分/工業簿記、原価計算90分
・合格基準…70%以上 ただし1科目ごとの得点は40%以上

なお、試験日時については毎年変わりますが、直近の試験における試験日時は次のようになっています。2月に行われる試験では、1級の試験は開催されないので注意して下さい。

日商簿記試験
・2019年2月24日(日) 第151回2~3級
・受験料…2級4,630円/3級2,800円

日商簿記試験では、申込受付日時・申込受付方法が、異なっているため、詳しい情報については日本商工会議所の簿記のホームページを参照することが大切です。

【まとめ】

簿記の資格試験には様々な種類がありますが、その中でも日商簿記試験は、最も受験者数が多く、経理担当者にも広く知られています。
特に、経理担当者は取得必須の資格です。経理の仕事に携わらない人でも、簿記・会計の知識は社会人にとっての基本です。そのため、日商簿記試験に合格していれば、就職・転職活動で有利になります。

すでに就職している人であっても、さらに自分の能力を高めることができます。全国どこでも受験することができますし、学歴、年齢、性別、国籍も問われないので、チャンスがあれば受験してみてはいかがでしょうか?

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